HOME 私達が選ばれる5つの理由正直であること

私達が選ばれる5つの理由

正直であること

当社が100年の間心がけてきたことが2つあります。一つは丁寧な仕事を心がけてきたこと。そしてもう一つは正直であることです。

これは私たちが聖人であるということではありません。これまで私たちは地元のお客様から他のお客様をご紹介いただくことで仕事をいただいてまいりました。もしそこで不正直な対応をした場合、どんなに丁寧に仕事をしても水泡に帰し、ひいてはお客様からの信用を失ってしまいます。丁寧な仕事は正直な対応とセットになって初めて、お客様の共感を得ることができ、次の仕事につながってゆくと考えています。

私たちはよくあるリフォーム専門の会社と異なり、特定地域で収益を上げると他地域へ移動し事業を再開したり、営業員の見込み客が尽きたら次の営業員を採用する等の事業方針は採っていません。住居を埼玉県深谷市に持っており、ご近所の皆さんとの大切なお付き合いがあるからです。

また、雨漏りする可能性のある施工方法等を「どうしてもデザインの上で必要だから」とご依頼を受けても、私たちはお断りする場合があります。 それは、これまでにお世話になったお客様の信頼を裏切る行為でもあり、また長い目で見た時に私たちが不誠実な行動をとることにつながるからです。

グレードの高い製品を使用します

スペイン産瓦の入荷風景

私たちは、常にグレードの高い製品を使わせていただいております。最近は価格面での競争が激しくなり、コスト面からは厳しい状況が多々あります。しかし、グレードを下げた製品を使うと後々しっぺ返しが必ずあります。

例えば、私たちは日本瓦であれば捻じれを調整しながら施工します。グレードを下げた製品には、大きく捻じれた瓦が存在するため、不必要な手間がかかりコスト上昇の原因になります。

また、燃料費を節約した瓦の場合は、施工後に凍害を受けて破損したような状況になる瓦が出てきて、信用問題になるケースが出てきます。

私たちはスペイン産の瓦も取扱います。取引先の会社を選定する際は、ヨーロッパ規格の認証を受けている製品であっても、凍害の試験を100日間継続して絶対大丈夫という確証を得てから契約を締結しました。一般の会社は5日間の試験で終了します。納得しないと前に進めない性質であるとも言えます。

その理由は、お客様の信頼に勝るものはない、という確信があるからです。

昨年お世話になった千代田町の現場でのエピソード

お客様画像

そのお客様は5年ほど前にお世話になったお客様の白石様のご近所でした。実は後で知ったのですが、奥様同士で職場の同僚でいらっしゃいました。

私達がご近所に仕事に来ていることを知った白石様が、施主様に、「飯島さんだったら親切によくやってくれるわよ」というお褒めのお言葉をかけてくださったのです。

そのことを、施主様から伺った時はもう、天にも昇る思いです。私たちにとって、仕事の後、お客様から「ありがとう」とのお言葉をいただけるのが何よりの労いです。丁寧にやってよかったと、報われる思いがします。

白石様のお宅に伺う際には、「いつも良くやっていただいて、ありがとうございました」という言葉をいただく上に、更に私達へのフォローをしてくださり本当に感謝しています。

私たちは、仕事に取り掛かかる際に、まず見積りを出しその金額にOKをいただいてから仕事に取り掛かります。このあと、正直に仕事をすれば丁寧な仕事になり、丁寧に仕事をすれば正直な仕事になると思います。

ですから、正直と丁寧はコインの裏表のような関係だと思っています。

このように、地元で仕事をする場合何といっても大事なのはお客様との信頼関係だと思います。信頼関係がなければ、スムーズに行く仕事もスムーズに行かなくなってしまします。

的確な対応策のご提案

屋根に生じる問題はほんの些細なことが原因である場合がほとんどです。本の一例ですが、参考になれば幸いです。

雨漏りする場合の例

Case1
状況と原因: 数年前に棟の漆喰を塗り替えたが、しばらくして雨漏りするようになった。塗り替え時に古い漆喰の上から新しい漆喰を塗った。
対応策: 漆喰を一度撤去し、棟を積みかえます。
Case2
状況と原因: スレート屋根のペンキを塗り替えたが、その直後から雨漏りするようになった。本来、スレートの隙間から排水するように設計されているが、この隙間を塗装材がふさいでいるため雨漏りしている。
対応策: 該当部分を探し隙間をふさいでいる塗装材を除去します。
Case3
状況と原因: 寄棟の屋根で、隅棟の瓦が桟瓦に接している。更に経年劣化で漆喰が剥がれたため、棟の瓦に降った雨が桟瓦を伝わり、漆喰が剥がれた部分から雨水が侵入して雨漏りしている。
対応策: 棟を積みかえて棟の瓦と桟瓦が接しないようにします。漆喰の塗り替えでは治りません。
Case4
状況と原因: 谷の銅板に穴が開いていて、そこから雨水が侵入している。
対応策: 谷の銅板をもっと厚いものに変更、若しくはステインレス製ものに変更して該当部分の瓦を葺き替えます。
Case5
状況と原因: 縦樋が壊れていて、2階の屋根の樋で受けた雨水が直接1階屋根に流れ、1階の屋根の瓦が排水しきれずに雨漏りしている。
対応策: 縦樋を交換します。

雨漏りがするからといっても、葺き替えが必要な場合ばかりではありません。

もし、屋根全体の瓦がずれ始めていて手の施しようがなくても、将来新築を計画中ということであれば簡単な応急処置だけで済ませる場合もあり得ます。

お客様の住まいの状況を適切に判断し、最善の対応策をご提案することが最も大切だと思います。

 

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