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私達が選ばれる5つの理由

次世代に向けたチャレンジ

世の中の変化に伴って、住宅建築の世界も変化してゆきます。私たちの心情である丁寧な仕事は不変であるとしてもです。昨今の住宅事情の変化に伴い、予算面を含めお客様から私たちに様々なご要望が寄せられます。このうちご要望の多きものが大きいものが2つ有りました。それは以下の2つです。

  • ・かっこいい洋瓦の取扱
  • ・太陽光発電システムの取扱

スペイン産瓦の取り扱い開始

「若い人が好むような、センスのいい洋瓦は何かないか。」当初、このご要望をいただいたときに国内のメーカーの製品を調べましたが、どうしてもイメージがわきませんでした。しかし、お客様のご要望である「かっこいい洋瓦」の家を実現したくて、なにかいい瓦がないかと探し続けていました。

スペイン産の瓦との出会い

自由が丘のタウンハウスの画像

6か月ほど後、たまたま都内で知人と会食をする機会があり、スペイン産の瓦を目にした時、目から鱗が落ちる思いがしました。国産の製品と全く形が違うし、中からミッキーマウスが出てきそうな雰囲気の住宅に仕上がっていたのです。

これだ、と思い、知人からスペインメーカーの紹介を30社ほど得ることができました。

しかしながら、ここから先が問題です。実際に全社訪問するとなると1日1社で1か月かかります。それほどの長期間仕事を空けることは不可能ですから、事前に絞り込む必要があります。

2,002年当時既に電子メールがありましたので 電子メールで取引の開始を打診することとなりました。この段階で品質管理や取扱品目等の情報を入手し、更に英語で交渉できるか否かで絞り、現地で品質管理やその会社のスタッフと一緒に仕事ができるかどうかを確認し、最終的には3社に絞る手筈としました。

スペイン出張

メーカー訪問時の写真

現地での工場視察は思い出に残る出張となりました。当然こちらは買う側だからという側面があるにしても、スタッフ の方には本当によくしていただき、現地での住宅写真の撮影など快く手配していただいたことを感謝しております。

特に取引に至らなかったメーカーの方には心苦しい気持ちでいっぱいで、いつか使わせていただく機会があればと思っています。

蛇足ではありますが、面白いエピソードをご紹介したいと思います。皆様はパエリアをご存じのことと思いますが、本場バレンシアの伝統的なパエリアにはウサギの耳が入っているそうです。工場の女性スタッフと会食したときに聞いたのですが、私は遠慮したいと思います。女性スタッフも苦手とのことで、主に年輩の方が好まれるようです。

スペイン産瓦での初工事

施工写真

初回の取引はコンテナ2本とし、なんとか上棟時に入荷が間に合いました。施工場所は尾島町の美容院で、店舗ということもあり外壁の色ともうまくマッチし素晴らしい仕上がりとなりました。

県道に面し、信号のそばという利点もあり、施工中から信号待ちの方が必ずご覧になる様子が得意でもあり、うれしくもあり、努力が報われる思いでした。

施主様からも満足している旨のお言葉を頂戴し、本当にありがとうございました。また、当方の提案を支持していただいた工務店の社長にも心から感謝したいと思います。

なお、後日談ではありますが現場をご覧になった騎西町斉藤様より、新築住宅にスペイン産瓦を使用したい旨お申し出をいただき、私たちが施工させていただくことができました。斉藤様にはその後、リフォーム工事を2件ご依頼いただき本当にありがとうございました。

太陽光発電システム取扱開始

太陽光発電施工風景

きっかけは、2,003年の工務店の社長のご自宅の新築工事時でした。社長宅では太陽光発電システムを設置するとのことでしたが、当時は当社での設置は不可能でしたので他の屋根工事業者が設置を担当いたしました。

その際に、次回の工事からは私たちが設置できるように準備できないか?とのご要望に接しました。

叔父が三菱電機に在職中であったこと、製品の信頼性が高いこと、細かな部品の製造にも細心の注意が払われたいたことに鑑み、スタート時には三菱電機の製品を取り扱うこととなりました。

現在でも、三菱電機の製品がトータルでは最も品質が高いと思います。

太陽光発電の今後

配管の養生作業

太陽光発電システムは業種による規制がないため、どの業種でも取り扱いが可能です。しかしながら日本の住宅の場合は、屋根に設置するケースがほとんどで、その屋根は圧倒的に瓦屋根の比率が高いのが実情です。一般のリフォーム業者よりも、屋根工事業者の方がノウハウは多く抱えているはずです。

太陽光発電システムは実用化されてからあまり時間が経過していないために様々な業種が設置していますが、これから一層普及するに従って瓦屋根には屋根工事業者が、トタン屋根には板金業者が、そして電気の配線は電気工事業者が受け持つ本来の分業制に落ち着くのではないかと思います。

その方がそれぞれの業種がそれぞれのノウハウを発揮し、より安全性の高いシステムの構築が可能になると思います。私たちもそこで、これまでのノウハウを遺憾なく発揮したいと思います。

 

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