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スタッフの想い

飯島茂行

皆さんがお客様に喜ばれている理由は何でしょうか

まず、仕事が丁寧なこと。お客様から、「飯島さんのところがやると瓦の上に乗っても微動だにしない。大したもんだ。」というようなことを拝聴することがあります。

とは言っても、実際に組織の中にいると、それが当たり前で特に意識してやっているわけではないんです。私達がやっていることは、この100年基本的にはほとんど変わっていないわけで、瓦の捻じれを調整しながら「まっすぐ」と「平ら」にこだわっているだけなんです。

ただ、自分では先代たちがやってきたことを引き継ぐなかで、良いところはそのまま伸ばし、時代に応じて足りないなと思っているところを補っていくようには心がけています。基本的には瓦の仕事はほとんどの部分がお客様の目に見えるわけですから、いいところも悪いところも丸見えで一目瞭然です。

ですから一般のお客様がもっと瓦に関心を持っていただいて、屋根の仕上がり具合、具体的にはまっすぐに、そして平らに葺けているかということにも目を向けてほしいということは感じます。

瓦屋根工事の仕事をされてどういうことを感じましたか

お寺の画像

一番いいところは自分の仕事が形になって残るということです。実は私は全然違う業種も経験したことがあるから言えるのですが、たとえば、販売の仕事では社内のタイトル基準を何年か連続で達成すると、土浦支社に飯島という元気のいいのがいるらしいぞ、と社内では評判になります。

でも一歩社外に出ると通用しないし、何も残らないわけです。

でもこの仕事は建て替えまでずっと自分の仕事が残って、この仕事は自分がやったと誇れるわけです。カッコよく言うと自分が生きた証がしっかりと残せるわけです。これは全然違うなーと思いました。

そのうえで施主様にも喜んでいただいて、近くを通りがかったら、また寄らせていただける。これ以上やりがいのある仕事は、あまり無いんじゃないでしょうか。

逆に言うときちんとした仕事をしてお客様にご理解いただかないとなかなかそういう関係は築けないかも しれませんが。だからこの仕事をしていてお金の勘定が目的になっちゃうと、この仕事の面白みが半減してしまうように感じます。

今後の目標は何ですか

仲間・画像

そーですねー。たくさんありますが、私の立場で今できることを、きちんとやっていくということでしょうか。

具体的には先代たちがこだわってきたことである丁寧な仕事を継承し、その技術レベルに早く近づくことだと思います。この仕事では1棟の屋根に場合によっては4,000枚以上の瓦が使われることがあります。理想としてはその4,000枚の瓦が全部平らに葺けるようになることだと思います。

新築であっても屋根は若干の不陸があります。それを全て考慮に入れ、捻じれを調整して平らに、そして微動だにしない屋根を仕上げること。すごくハードルが高いですが、望まなければ到達できませんし、百念通意とも言いますので。それが、一人でも多くのお客様に喜んでいただくことにつながっていくように思います。

それともう一つは、我々の仲間を増やし、高め合うことだと思います。それがこの仕事を継承発展させてゆくことにつながると思います。体力的にもきつい部分がありますので、なかなか若い人たちには受け入れられない部分がありますが、根気よく良さを訴え続けたいと思います。

取材:高岡秀樹

 

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