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施工例

太田市 太陽光設置時の葺き替え工事

設置前に葺き替えて安心した太陽光発電ライフを

タイトル

太陽光発電システムの設置前
に屋根を葺き替え!

太陽光発電ライフをエンジョイ

太田市 H様邸

葺き替え前の状態ではちょっと心配でしたが、もう、私たちも安心です
設置面積も拡大することができました

葺き替え時に屋根形状を変更し、大容量4.2kWもの太陽光発電システムを設置することができました。

施工後の画像
  • 葺き替え前にあった中央部の段差を解消し、設置面積を広げることができました。
  • 今回の屋根工事および設置工事は三菱電機グループの菱馬テクニカ様から施工依頼をいただきました。

三州瓦で葺き替えました。もう、強度の心配はありません

施主様が心配しておられたのは、太陽電池設置後の屋根の耐久性。工事後はこんなところの性能が向上しています。

工事の主なポイント1

今回使用した愛知県産の瓦は対候性に大変優れた製品です。

工事の主なポイント2

愛知県産の中で最もグレードの高い製品です

工事の主なポイント3

瓦をまっすぐにそして平らに葺きます

工事の主なポイント4

平らに棟をとります

工事の主なポイント5

口が開かないように、瓦を加工してあります

お客様より

H様自宅

実のところ、当初は屋根の葺き替えは念頭にありませんでした。この春から娘たちと同居する為にお風呂や台所などの水回りを中心としたリフォームを考えていたからです。

正直なところ、太陽光発電システムを設置する際に調査に上がっていただいた際に瓦が数多く破損してしまって初めて屋根替えを検討した次第です。

結果論ですが、太陽光発電システムはこれから20年、30年と使って行くものですから設置する前の段階で状態を把握することができて良かったと思います。

金具の設置も丁寧にやっていただきまして本当にありがとうございました。やはり、餅は餅屋ですね。感謝しております。

担当者より

担当者写真

H様、今回は私たちに工事をお任せいただきありがとうございました。今回使用いたしました瓦は愛知県産の瓦で焼成温度は1200度を超える製品で、非常にグレードの高い製品ですから、これまでのように強度の問題が出る心配は全くありません。

今回のタイミングで葺き替えを決断なさったことは大正解であったと思います。下地もかなり傷んでいましたので、そのままにして太陽光発電システムを設置していた場合には、近いうちに葺き替えの必要が発生していたものと思われます。

細部にわたり万全と思われる措置をとっておきましたので、太陽電池が何らかの不具合を発生するまでメンテナンスなしで太陽光発電ライフをエンジョイいただけると思います。

今回の葺き替え工事のポイント

ご要望タイトル画像お客様はこの様なご要望をお持ちでした

葺き替え前の画像

  • この春から娘さんが同居されるため、台所やお風呂場などの水回りを中心にしたリフォームを計画
  • せっかくのリフォームなので、エコキュートと太陽光発電システムを採用したい
  • 設計段階で屋根に調査のために上がったところ、瓦が多数割れてしまった
  • 太陽光発電システムを設置する際に屋根に段差があるため設置枚数が少なくなってしまう
  • 葺き替えが必要とご判断され、同時に屋根の段差を解消して設置枚数を増やすことをご計画されました
ご要望1

1屋根には耐久性のある瓦を使いたい

これまでの瓦が太陽光発電システム設置の調査のために乗っただけで割れてしまったりしてしまった為、グレードの高い瓦を使用したいとのご要望です。

ご要望2

2太陽光発電システムよりも長持ちする屋根

太陽光発電システムは寿命の長い製品ですから、システムが正常に稼働している間はメンテナンスが必要ない屋根にしてほしいとのご希望です。

ご要望3この部分の段差を解消すると、モジュールが効率的に配置できます

3設置面を広げたい

現状では太陽光発電システムを設置する屋根が2つに分かれている為、設置可能な枚数が減ってしまいます。そこでより多くのモジュールを設置できるように屋根形状を変更することにな りました。

三州瓦で強度もアップ。設置面積が広がって大容量の太陽光発電システムが搭載可能になりました!

葺き替え工事のポイント

三州瓦の焼成温度は1,130℃

太陽光発電システムを設置する為に調査に上がっただけで、瓦が破損してしまったという葺き替えまでの経緯から、お客様は瓦の強度をご心配していらっしゃいました。

焼成温度が低いと強度が落ちるだけでなく凍害を受けやすくなります

焼成温度が低いと強度が低くなるだけでなく、凍害を受けやすくなります

この原因は、瓦の焼成不足。H様が新築なさった40年くらい前には生産能力の関係から焼きが甘い瓦が出荷される場合がありました。

その点三州瓦であれば焼成温度が厳格に管理され、1,130度もの高温で製品化されます。一般のごみ焼却施設の焼成温度が850から950度ですから、焼成温度の高さをイメージしていただけると思います。

このため強度が上がり、凍害を受ける心配もありませんから、太陽光発電システムの寿命まで瓦の強度を心配する必要は全くありません。

太陽光設置後の出費をカット。葺替え時に野地板を交換しました

太陽光発電システムを支える大事な下地材である野地板が、たるんだり、薄くて強度が不足している部分がありました。このまま設置してしまうと、たるみが大きくなり、雨漏りの原因になることがあります。

太陽光発電システムは期待寿命が20年超ありますから、設置してしまってからでは交換するのに大変な費用がかかってしまいます。設置する際には事前に下地まで調査しておくことが必要だと思います。

野地板を交換しました

増築部分もありましたが、いずれの場所も野地板が波打っているところや薄い部分があり、新しいものと交換しました。

屋根の上に乗っても瓦が微動だにしません

屋根の上に乗っても瓦が微動だにしません

加工が必要な瓦を一枚一枚加工し、さらに泥で調整して行きます。だから丈夫なのです。

新築後、年数が経つとともに瓦が動いてしまうことの原因は施工時に原因があります。瓦は焼き物ですから、必ず焼成時にねじれが生じてしまいます。

このため、施工時に瓦を加工せずにそのまま葺いてしまうことにより、瓦がガタついてしまい長年のうちに瓦が動いてしまいます。これを防止する為に私たちは加工が必要な瓦を一枚一枚加工してから施工します。

ですから、屋根の上に乗っても瓦は微動だにしません。だからこそ、私たちが工事した屋根は太陽電池の寿命をはるかに超える期間メンテナンスフリーです。長い目で見ればかなりのお得です。

瓦を葺く段階で屋根の凹凸を調整しておきました

平らに設置された太陽光発電システム

瓦を葺く段階で高さを微調整してあるので、平らに設置することが可能です

太陽光発電システムを既築の住宅に設置する場合に直面するのが屋根の凹凸です。新築時にはほとんどありませんが、木材が乾燥により収縮したり今回の震災のような時に家が変形したりして徐々に生じます。

この歪みは、モジュールを設置する際に、支持金具のかみ合わせが悪くなって強度が落ちたりすることがありますので、葺き替え時にこの凹凸を調整してモジュール設置時の調整を最小限で済むようにしておきました。

日頃、泥を使って高さ調整している業者にとっては比較的容易な作業になります。

段差を解消!設置面積が拡大して4.2kWの大容量が設置可能になりました

設置面の段差を解消!設置面積が拡大して4.2kWの大容量が設置可能になりました

設置面の段差を解消したので、設置容量が増えました

太陽光発電システムは強風等によって飛散してしまうことを防止する為、屋根の端部一定範囲内は設置しないことが求められます。

そのため、H様のご自宅のように設置面が段差によって2面に分かれていると設置可能な容量が減少します。そこで、段差を解消して設置面を一つにした為、4.2kWの大容量の設置が可能になりました。

担当者より

担当者写真

太陽光発電システムを設置いただく際に、是非調べていただきたいのが屋根の状態です。太陽光発電システムは20年超の発電能力がありますが、それ以前に設置する屋根が修理が必要になるようでは余計な出費が発生します。

それは、設置後の屋根の修理は以下のように、2度手間、3度手間になるからです。調査費用はわずかですから、設置前に是非、調査することをお勧めします。

1.設置済みの太陽光発電システムを一旦、撤去する。

2.該当箇所を修理する。

3.太陽光発電システムを再度設置する。

 

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